ナイアシンは、摂取した脂質・糖質をエネルギーに変えるために必要とされています。エネルギーを生み出す中でも、6割から7割、ナイアシンが関わっているそうです。ナイアシンが足りなくなってしまうと、皮膚や粘膜、他にも神経系の影響が出ると言われています。あまりにひどい状況になると、頭痛や下痢、うつ、認知症、胃腸の障害、子供の場合には成長障害が起こる事も考えられるのです。ナイアシンの欠乏症としてペラグラという病気があります。荒れた皮膚という意味を持つ病気で、日光に当たった手足や顔が赤くなったり、乾くなどの炎症が発生するそうです。現在の日本でナイアシンが不足することは滅多にないそうですが、食生活が乱れていたり、大量の飲酒をすると可能性はあります。他人事とは思わずに、食事やサプリメントからの摂取を行いましょう。