「便秘」がちな人にとって、気になるワードランキング上位であろう「食物繊維」。

このところ簡易的に食物繊維が摂取できるような、パウダーやドリンクタイプのサプリメントなどを多くみかけますが、食物繊維には、2つのタイプがあり、それぞれに体内での働きに違いがある事をご存知ですか?

●「水溶性食物繊維」・・・水分に溶ける特徴があります。腸内で善玉菌を増やしてくれます。腸内環境を整える働きで快便を促します。コレステロール、ナトリウムなどを排出しやすくしてくれます。高血圧の予防などに期待されています。

●「不溶性食物繊維」・・・水分を吸収し膨らむ事で、便を増やしたり、柔らかくしてくれる働きがあります。消化する滞留時間が長いので、満腹感を感じ易い食材です。体内の発がん物質や、アレルギーの元となりやすい物質を体外に出してくれるような働きもあるようです。

上記のような違いが、「水溶性食物繊維」と、「不溶性食物繊維」にはみられるようです。

熟した果実には、「水溶性食物繊維」が多く含まれ、まだ熟していない果実には、「不溶性食物繊維」が多く含まれているなど、食材の状態によっても含まれる食物繊維に変化がみられるようです。

野菜を選ぶ時にも考えたいポイントですね。

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